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神話時代から江戸末期までの様々な武将・統治者や城郭を中心に様々な歴史人物や遺跡を紹介します


by hideki-0319

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旧日本陸軍真田山陸軍墓地を保存してください!

 旧日本陸軍が全国で初めて設けた旧真田山陸軍墓地(大阪市天王寺区)の保存を訴えるNPO法人が、その現状を広く知ってもらおうと、墓地の映像を収めたDVDを製作した。
 西南戦争から日清、日露、日中戦争などで散った命がこの地に眠るが、終戦後は墓碑が折れるなど荒廃が進んでいる。
 かつて全国に80余りあった陸軍墓地が原形を失いつつある中、「戦前の姿を残すこの墓地の歴史的価値は高い」と、DVDの販売を通じて保存への理解を求めていくという。
 墓地は現在のJR玉造駅西側の真田山にあり、広さ約1万5000平方メートルだ。
 戦死者ら約5300人分の墓石が並ぶほか、戦没者の遺骨や遺髪4万3000余りを納めた納骨堂などがある。
 終戦後の昭和21年以降は、国から無償貸与された大阪市が墓地を清掃し、地元住民らでつくる財団法人「真田山陸軍墓地維持会」などが墓石の維持管理を続けている。
 しかし、墓石が崩れやすい砂岩でつくられているため、これまでに400以上が風化で折れたり剥落したりしたという。
 維持会では寄付を募って一部を修復したが、追いつかない状態という。
 昭和18年に建てられた木造の納骨堂も老朽化し、雨漏りするなど損傷が激しいのが現状だという。
 この危機を受け、墓地の保存運動を進める「旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会」が平成13年10月に発足し、16年9月にはNPO法人として府から認可も受けた。
 大阪電気通信大教授で会の理事長を務める小田康徳さん(60)は、墓石に西南戦争や日清、日露戦争などで死亡した兵隊の出身地や死亡日などの軍歴が記されている点を重視しており、「当時の軍の様子を知る貴重な史料。墓石の崩壊が進んでも、戦前の姿をそのまま伝える陸軍墓地は全国的に少なく、歴史的価値は高い」と話している。
 会の発足以来、墓地を史跡・文化財として指定するよう大阪市や文化庁などに要望しているが、「今も遺族が参る個人の墓石を国が修復するとなると扱いが難しい」(文化庁記念物課)。大阪市教委文化財保護課も「管理や修復するにしても、億単位の費用がかかる」と指摘している。
 DVDでは、戦前の市民らが参拝や清掃活動していた様子を写真で紹介するそうで、現在も祈りをささげる遺族が絶えないことや、墓石の表面が剥落している様子、納骨堂の屋根がきしんでひび割れている状態などを映像を通じて伝えているという。
 小田さんは「活動を始めた5年前に比べ、墓地の認知度は少しずつ高まっているが、墓石の老朽化は日に日に進んでいる。映像を通じて墓地の価値を知ってもらい、保存に向けた動きを少しでも後押ししてもらえれば」と話している。
 DVDは9月下旬以降、1枚200円前後で希望者に販売するそうだ。
by hideki-0319 | 2006-08-11 21:30 | その他