人気ブログランキング | 話題のタグを見る


神話時代から江戸末期までの様々な武将・統治者や城郭を中心に様々な歴史人物や遺跡を紹介します


by hideki-0319

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
神話時代
奈良時代
平安時代
鎌倉時代
南北朝時代
戦国時代
江戸時代
幕末
その他
室町時代
現代の名匠
昭和
明治
大正
未分類

フォロー中のブログ

ブログ 信 長 
RENAULT TWIN...
妖刀伝
もののふ城Exite丸
安土どっとネット
シティ・ウォッチ cit...

以前の記事

2011年 02月
2011年 01月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月

最新のトラックバック

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

アイヌの民俗資料をデータベース化へ

 北大や名古屋大など全国の大学や博物館の専門家グループが、国内各地に存在する全アイヌ民族資料約六万点のデータベース化を目指し、まず道内約三万点の資料の調査に乗り出した。
 基礎研究をおろそかにしがちだった明治以降の日本の研究者の傾向から、国内のアイヌ民族資料の大半は、収集された地域や経緯などの基礎情報が欠けており、情報がそろっている海外のアイヌ民族資料と突き合わせることで、収集地域などを明らかにするのが目的だという。
 未解明の部分も多いアイヌ民族の歴史・文化のより深い理解につながると期待されている。
 明治以降、西洋から近代科学が移入された際、日本の研究者は応用科学にばかり取り組み、基礎研究を軽視する傾向が強かったため、アイヌ民族資料についても情報を記録する努力がおろそかにされがちだったという。
 研究チームは当面、文部科学省の科学研究費(約千五百万円)を受け、二○○五-○七年度の予定で専門家二十人が参加し、渡島管内松前町の松前城資料館、函館の北方民族資料館、札幌の北大博物館の三カ所にある約四千六百点のデータベース化に取り組んでいるという。
 民具や服飾品を計測した数値を記録し、正面、背面、側面の三方から見た図とともに保存・集大成を進めている様で、これまでに、約二千点のデータベース化を終えたとしている。
 今後の一年半で残り二千六百点を処理し、国内計六万点の全資料について順次、作業を進めたい考えだという。
 研究チーム設立時に代表を務めた小谷凱宣名古屋大名誉教授は一九八○年代以降、米国、ロシアなど海外十六カ国の博物館などに保存されている資料約一万三千五百点を調査し、○四年までに大半のデータベース化を終了したそうだが、データベース化された国内資料は海外の資料と比較することで、年代や地域を類推できる可能性があるという。
 小谷名誉教授は「年代や地域の情報がないと資料価値はないに等しい。さまざまな研究の土台とするため、地道に続ける必要がある」と話している。
by hideki-0319 | 2006-07-10 22:54 | その他