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神話時代から江戸末期までの様々な武将・統治者や城郭を中心に様々な歴史人物や遺跡を紹介します


by hideki-0319

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松前藩の砂金採掘跡か・・・

 渡島管内松前町大沢で、江戸時代のものとみられる大規模な砂金掘りの遺構が、町教委の調査で見つかった。大沢地区が砂金掘りの道内発祥の地であることを裏付ける貴重な発見とされ、町教委は今後、本格的な調査に向けて道教委と協議する意向だという。
 遺構は、町内大沢の林道と大沢川に挟まれた一帯で、森林の中で石垣のように石が積まれ、砂金を掘った溝状の水路の跡がいくつも残っているという。
 道内の金山について研究している元道開拓記念館学芸部長の矢野牧夫さんによると、道内では江戸時代に水路を造って川から水をひき、水路の底から掘った土砂を洗って砂金を採ったという。
 遺構を発見した松前町教委文化教育グループの久保泰参事は「遺構は数ヘクタールに及ぶ大規模なもの。江戸時代のいつごろのものなのかなど、今後の調査について道教委と協議したい」と話す。
 松前町史によると、一六一七年(元和三年)に大沢で砂金が見つかり、一六二○年に松前藩は、幕府に砂金百両を献上したとあり、大沢での採掘は十年ほど続いたとみられるという。
 同藩は、砂金場の管理のため金山奉行を設けるなど、江戸初期の藩財政の多くを砂金に頼っていたという。
 矢野さんは「遺構は江戸時代の可能性が極めて高い。道内の砂金掘りが、松前の大沢で始まったという史実が裏付けられる貴重な発見」と話す。
 また、当時、幕府のキリスト教弾圧を逃れ、本州からきた隠れキリシタンも鉱員として働き、後に松前藩は大沢で五十人を処刑したとされる。
 キリシタンに詳しい町内在住の元北海道史編集所編集員の永田富智さんは「隠れキリシタンがこの場にいた可能性は高い。キリシタンだけで五十人ですから、かなりの人数で採掘していたはず」と、当時のゴールドラッシュの様子を推測する。
by hideki-0319 | 2006-04-19 10:20 | 江戸時代